育休中に副業を始めたい方必見!注意点とおすすめの副業6選

「産後の収入が心配。働いてもいいのかな?」
「育休中に副業に挑戦したいけど、給付金ももらえるのかな?」
「育休中でもできる仕事なんてあるのかな?」

そんな風に、悩んでいませんか?
わたしは、育休中の家計に不安があり、副業に取り組みました。
いざ副業について調べてみると、知らなかったことだらけだし、育児と家事は忙しいし、本当に副業なんてできるのかな?と、とても不安でした。

そんなわたしも、現在は育児休業給付金で生活をしながら、副業で稼いだお金を、自分のおこづかいや、スキルアップに使っています。

この記事では、実際に副業を始めてみて、わたしが副業を始める前に知りたかったことを、まとめてご紹介します。

  • 副業を始める前に知っておきたい事
  • 育休中に副業をする時の注意点と対処法
  • 育休中でもできるおすすめの副業

育休中の副業を考えている人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

育休中に副業することは可能?育児休業給付金はもらえるの?

結論、育児休業中に副業で収入を得ることは可能です!
「育児休業給付金をもらいながら、仕事をするなんて違法なのでは・・・」と心配することはありませんので、安心してくださいね。

しかし、育児休業給付金を受給する場合は、注意が必要です。
決められた条件の中で働かないと、支給停止や減額対象になってしまうので、育児休業給付金の制度について知っておきましょう。

子供が満1歳になるまでの期間、雇用保険から支給される給付金が育児休業給付金です。
育休手当と呼ばれることもあります。

育児休業給付金の申請資格は、主に2つです。

  1. 雇用保険に加入している
  2. 過去2年間で、就業日が11日以上の月が、12カ月以上ある

申請をすることで、月収の約67%(6か月以降は50%)が支給されます。
育児休業中の大切な収入源になるので、忘れずに申請しましょう。

育児休業給付金は「育児に専念することで、収入を得ることができない人のための補助金」のため、収入を得ることは想定されていません。しかし、支給条件を満たしていれば、給付金をもらいながら働くことができます。

支給条件を知らずに働いてしまうと、減額や支給停止になってしまうこともあるので注意が必要です。

育休中に収入を得ても、育児休業給付金がもらえる働き方3つ

「育休中に収入を得ても、育児休業給付金はもらえるの?」と不安になりますよね。
じつは、働き方によって支給条件が変わります。

では、どんな働き方なら育児休業給付金をもらえるのか?
育児休業給付金をもらいながら副業をする方法を、3つの働き方別で紹介します。

1.育児休業給付金をもらいながら本業の会社で働く場合

育休中でも、支給条件内であれば本業の会社で働くことが可能です。

支給条件
  • 就労日数が10日(超える場合は80時間)以内であること
  • 育休開始前の賃金の80%未満であること

ただし、賃金は育児休業給付金+賃金で計算されるので注意が必要です。

仕事内容がわかっているので精神的が負担なく、職場の人間関係性を継続できることで、復帰もスムーズにすすみます。
ただし、働ける時間は短いので、勤怠の管理を忘れずに。職場と相談しながら、時間や賃金を調整しましょう。

2.育児休業給付金をもらいながら別の会社で働く場合

雇用保険者の被保険者になっていない職場であれば、アルバイトも可能です。

支給条件
  • 就労日数が10日かつ80時間以内であること
  • 雇用保険の被保険者になっていない会社(アルバイト)であること

新しいことに挑戦できることが大きなメリットですが、所得勤務先の会社(本業の会社)には伝わります。
他社でバイトとして雇用される場合は、給与所得になるので住民税徴収を徴収するために、所得情報が勤務先に伝わるからです。

ダブルワークが禁止されていないか、事前に勤務先の会社の制度を確認しておきましょう。

3.育児給付金をもらいながら個人で副業をする場合

育児休業中に収入を得るなら、減額対象にならない、個人で働くことがおすすめです!

・個人で副業をする場合、育児休業給付金の減額や支給ストップにはなりません!

クラウドソーシングやYouTubeの広告収入などを得ても、問題はありません。
勤務時間や賃金に縛りがないので、すきま時間で働くことができます。

新しいスキルを身につけたり、復帰後も収入の柱を増やしていけるので、育休中に収入を得るなら個人で働くのがおすすめです。

ただし、副業を禁止している会社もあるので事前に確認しておきましょう。

育休中の副業にも確定申告は必要?

その年の1/1〜12/31までの期間で、下記に該当した場合は確定申告が必要です

  • 所得が48万をこえた場合
  • 副業で20万以上収入を得た場合

育休中に収入を得ることは違法ではありません。しかし、確定申告の義務を怠ると違法になるので、注意してください。
また、副業の収入が20万以下で確定申告をしない場合でも、住民税の申告が必要になります。

育休中の副業は会社にばれる?ばれたくない時の対処法

育休中の副業は確定申告が必要なので、会社にばれる可能性があります。
なぜなら、確定申告で副業の収入を申告すると、翌年の住民税に反映されるからです。

「あれ?この人は他の人よりも住民税が高いな。なぜだろう?」と疑問をもたれ、ばれるという流れです。

副業禁止の会社の場合、契約違反とみなされ、解雇される可能性も0ではありません。
事前に会社の制度を確認しておきましょう。

会社で副業が許可されていても「副業していることは知られたくないなあ・・・」と思っている人もいると思います。

ばれる可能性を下げたいのであれば、住民税を自分で納付しましょう。
確定申告をする際に「自分で納付」を選択するだけなので、忘れずにチェックしてください。

確定申告で対策をしたとしても「同僚に話して話が広がった」「SNSで副業に関する投稿をしていて、会社の人に見られた」など、さまざまな要因で会社にばれることもあります。

会社にばれたくない場合は、不用意に他人に話すことは控えましょう。

育休中の副業を選ぶ時のポイント

育休中に副業は可能だとお伝えしましたが、どんな仕事でもおすすめできるわけではありません。
早く収入が欲しいから、とりあえず働けるならなんでもいい!というわけにもいきませんよね。

実際に、わたしが副業を選ぶ前に意識したポイントは5つでした。

育休中の副業を選ぶポイント
  1. 働き方・・・育児休業給付金の減額や支給ストップに影響しない、個人稼ぐ副業か
  2. 場所・・・産後の体に負担がかからない、在宅ワークが可能か
  3. 難易度・・・自分の環境に合わせて、無理をしない範囲でできるか
  4. 初期費用・・・高額なコストがかからないか
  5. 所要時間・・・育児や家事のすきま時間でできるかどうか

育休中は何をするにも、赤ちゃん優先の生活になりがちです。
そんな中で難易度もコストも高い副業に取り組むのは、わたしにとってはリスクでした。

なので、自分の希望にあう仕事を探し、目標も低めに設定してからスタートしました。
理想と現実のギャップを作らないようにすることで、思い通りにいかないストレスを、かかえずにすみます。

育休中におすすめの副業6選

いざ副業を始めようと思っても「自分にできることなんかあるかな?」「何からはじめていいのかわからない」と悩む方も多いと思います。

ここからは、育休中の副業選びのポイントをふまえた、おすすめの副業を紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。

産後は、自分の体を休めることが何より大切です!自分の環境や体調にあった副業をえらびましょう。

1.Webライター

クラウドソーシングを通して仕事を受注し、クライアントの要望に沿った記事を納品することが主な仕事です。

在宅で働くことができ、初期投資がかからないので参入壁の低い副業です。
パソコンさえあれば、始める難易度は低く、初心者でもできる案件があります。


実際に大手クラウドソーシングのサイトで初心者OKの募集を見てみると841件ヒットしました。(2023年8月現在)

出典:クラウドワークス

マニュアルを準備してくれるクライアントもあり、初心者でも挑戦しやすい副業です。

Webライターは1文字〇〇円×執筆文字数が収入になります。そのため、執筆のための労働時間が必要です。大きく稼ぎたいのであれば、単価を上げるためのスキル習得が必要になります。

わたしは今、Webライターで月3万稼いでいます。Webライターで得た収入をスキルアップにあってて、単価アップを目指しています。

\わたしが使っているいるおすすめスクールはこちら/

WritingHacks

児をしながらのライターは、時間をどれだけ確保できるかが勝負です。
わたしは、夫の協力を得ながら取り組むことができる環境だったので、無理なく仕事をすることができました。

副業とはいえ、仕事をする以上は責任があります。納期を守れなかったり、途中で投げ出したりすることはできないので、自分の環境と相談しながら挑戦してください。

幅広いジャンルの仕事があるので、まずは無料登録でどんな仕事があるのか見てみましょう!

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【仕事内容】

  • Webメディア記事の執筆
  • YouTubeの台本執筆

【メリット】

  • 場所を選ばずに働くことができる
  • 初心者OKの案件があり、仕事を受注しやすい
  • 文章力や情報をまとめる力が身につく
  • PCがあればコストがかからない

【デメリット】

  • クライアントワークなので、育児中であっても締め切りを厳守しなければならない
  • 最初は単価が低く、大きな収入を得ることは難しい

2.動画編集

動画の文字入れや、映像の使わない部分のカットするなどの、編集作業が主な仕事内容です。

編集ソフトの使い方を勉強する必要があり、仕事を始めるまでのハードルは高めです。
また、需要が高い分競合も多いので、仕事を受注するための営業や、競合との差別化を図る必要もでてきます。

しかし、動画コンテンツ市場は年々伸び続けていて、需要の高い副業です。
経験をつんで、高額案件を受注できるようになれば1本10万も夢ではありません!

独学でも学ぶことは可能ですが、仕事を受注できるようになるまでに時間がかかるので、スクールに通って一気にスキルを身につけるのもおすすめです。

\完全オンラインで学べる動画スクール/

【仕事内容】

  • YouTubeやTikTokなどの動画のテロップ入れ、素材カット

【メリット】

  • 需要が多く案件が豊富
  • 編集ソフトがあれば、ネット環境がなくても作業可能
  • 実績をつめば高額案件の獲得も可能

【デメリット】

  • 編集ソフトの購入など、初期費用が必要
  • 専門的な知識を身につける必要がある
  • 実績がないと仕事の獲得が難しい

3.Web制作

ホームページや広告ページの、デザイン立案から作成までを行う仕事です。
デザインのみの仕事もあれば、提示されたデザインを形にしていく仕事もあります。

HTMLやCSS、JavaScriptやPHPといったプログラミングのスキルが必要で、3〜6ヶ月は勉強する時間が必要です。全くの初心であれば、プログラミングを学ぶためのスクールや、教材購入などの初期投資も必要です。

しかし、専門的なスキルになるため、数万〜数十万の高単価で仕事を受注することが可能です。

専門職なので、副業だけではなく、転職やフリーランスなど働き方の選択肢を増やすことができます。
育休中にスクールで勉強をして、育休あけに副業や転職に取り組むのもおすすめ!

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【仕事内容】

  • ホームページや広告ページのデザイン
  • プログラミング言語を使用した、デザインの実装

【メリット】

  • 専門技術が身に付く
  • 単価が高い
  • 副業だけではなく、転職やフリーランスなど働き方の選択肢が増える

【デメリット】

  • スキルや経験が必須のため、独学では仕事獲得が難しい
  • 全くの初心者であれば、勉強時間がかなり必要

4.SNS運用代行

InstagramやX(旧Twitter)など、SNSの投稿や運用を行う仕事です。クライアントによってはデータ分析を求められることもあります。

最大のメリットは、携帯で仕事ができること。「育休中はなかなかデスクのPCに向かう時間が作れない・・・」と悩んでいる方にはおすすめの副業です。

SNSであれば、大半の人が使用する側を経験しているのではないでしょうか?
そのため、仕事内容もイメージしやすく、PCスキルがなくても携帯で作業ができます。

SNS運用は、Webマーケティングのスキルが身につきます。
運用代行で学びながら、将来的には自身のコンテンツの収益化を目指すことも可能です。

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【仕事内容】

  • InstagramやX(旧Twitter)の投稿作成
  • いいねやリプなどを行う運用サポート
  • データ分析

【メリット】

  • 携帯で作業が可能
  • Webマーケティングの知識が身に付く
  • 普段使用しているコンテンツを選べば、仕事のイメージがつきやすい

【デメリット】

  • 高単価案件はあまりない

5.ショップ運営

自分で買い付けた商品や、ハンドメイド商品を販売して収入を得る副業です。

趣味や、好きなことを、そのまま仕事にできるので、精神的に無理なく働くことができます。
すきま時間で作業ができるので、自分のペースで作業ができることが大きなメリット。

ブランディングを行いながらショップを運営することができれば、将来的には自分のブランドとして確立することも可能です。育休中に自分の夢を追いかけるのも、素敵ですね!

制作費や商品を卸すためのコストがかかるので、削れるコストは削っておきましょう。
育休中に挑戦するなら、無料で使えて固定費のかからない、BASEがおすすめ。

【仕事内容】

  • 買い付け商品の販売
  • ハンドメイドの販売

【メリット】

  • 趣味や好きなことが仕事になる
  • 自分のペースで働くことができる
  • 自分のブランドを持つことができる

【デメリット】

  • 買い付けや制作費などのコストがかかる
  • 売れる環境作り(SNSでの発信やPR)も必要

6.アフェリエイト

自分で開設したブログサイトに、アフェリエイト(企業や商品を紹介して購入されると報酬がもらえる仕組み)のリンクを貼り、広告収入を得る副業です。

誰でも始めることができ、初期投資も少なくリスクはほとんどありません。
収入を得られるようになるまで時間がかかるので、根気強く取り組む必要はありますが、ブログのアフェリエイト収入は月に10〜100万を目指せる副業です。

ブログに取り組むことで、文章を書く力が身についたり、伝えたいことをまとめる力がついたりと、メリットがたくさんあります。本業にも活かせるスキルが身につくので、育休中にもおすすめの副業です。

\どんな案件があるのか無料で見てみる/

【仕事内容】

  • 自分のブログやSNSに広告をはり、広告収入を得る

【メリット】

  • 初期投資少ないのでリスクがすくない
  • 大きく稼げる可能性がある
  • 文章力やSEOなどの知識が身に付く

【デメリット】

  • 収入が出るまでに時間がかかり、継続が必要

【体験談】育休中の副業にはメリットがあった

いざ副業に取り組もうと思っても、赤ちゃんのお世話や家事に追われ、副業なんてする暇ないよ!と感じる時もあると思います。わたしも、体も時間も思ったとおりにいかず、不安ばかりでした。

しかし、実際に育休中に副業に取り組んでみて、メリットもありました。

  • 社会との関わりをもてたことで、孤独を感じなかった
  • 自分の力で収入を得られて、達成感を感じられた
  • 収入の不安が軽減し、心の余裕ができた
  • スキルアップができ、本業復帰への不安がなくなった


振り返ると、精神的なメリットが大きかったと感じます。


自分の力で稼ぐことができ、自分の将来への不安・社会から取り残されたように感じる孤独が、解消されました。そして、時間をつくって副業にとりくんだこと自体が、自分の大きな自信になりました。

育休中の副業は、時間も体力も必要ですが、自分のやりたいことをできている時間は、とても有意義な時間になるはずです。

とはいえ、産後は体のこと、赤ちゃんのことが第一優先です。無理をせずに、育児休業給付金の制度を活用して自分と赤ちゃんの生活を大切にしながら副業にとりくんでください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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